グラベルロードバイクに乗り始めてから、約1か月経った。その間、ペダルの漕ぎ方や走行するシチュエーションをあれこれと模索してきた。ロードバイクに乗っていた頃には気が付かなかった視点や自転車に乗ることに対する考え方も少しずつ変わり始めている。背景には、自分の年齢からくる体力低下の事や、このバイクが重量もあり力いっぱいペダルを漕ぐよりは、以下にして無理なくギアを選びながらスムーズにペダルを回すかということを意識し走行するようになっている。自然と巡航スピードも落ちてゆっくりと景色を楽しみながら走るようになっている。この度は、そろそろゆっくりと平坦な道を長距離を走行してみるかという企画。2週間天気予報では、当日は曇り時々雨となっていたが、当日に近づくにつれて曇り後晴れに変化した。私の住む地域で平坦な道は限られており、海岸沿いの国道を西下し往復100㎞走行するつもりでいた。しかし思わぬ障害が発生。 家の者に午前11時に最寄り駅まで送ってほしいとの注文が入った。内心ムムムと声になるぬ唸り声をあげてしまったが、自転車で楽しむためには、普段から“徳を積む”事が大切なのである。後顧の憂いを絶って出かけるには、気持ちよく家庭サービスをしておく必要がある。それを「徳を積む」と称しているw
ということで、家の者のオーダーは二つ返事で了解としたのだが、100㎞走行しようとしたら私の脚では5時間程度、その間休憩を1時間は取りたい。そうすると所要時間は合計6時間は必要だろう。11時に家の者を送るとすると遅くても10時までには帰宅していないといけない。 再度ムムムと考え込んでしまった。 早起きして行けるところまで行ってくるか、それで家の者を送り出した後、午後から残りの距離を稼いでも良いからと自分なりに妥協案を考えた。
当日午前4:50頃に起床。思いの外肌寒く身体が冷えている。ホットミルクと菓子パンで朝食を摂ると共に体を温める。ゆっくりと仕度し午前5:30頃に家を出発した。
JR 岩国駅についたのが、午前7時30分頃、距離にして約40㎞程度であった。時間的多少のゆとりが残されており、もう少し距離を稼いでおこうかと想い5㎞ほど先に進むことにした。同駅から国道188号線を下り南岩国駅に着いた頃に大体45㎞となったのでそこを折り返し地点とした。時刻は午前7時50分頃で往路に2時間20分要したことになるから、復路はそれよりも多少時間がかかったとしても午前10時30分までには帰宅できそうだった。
復路は、来た道を戻れば良いだけだったのであるが、この道程が厳しかったな。大竹の市街地を通過する頃になると、強い飢餓感に襲われハンガーノックアウト一歩手前となる。この度は当分補給用の経口食を持ち合わせておらず、唯一持って来ていたカロリーメートのブロックを少しずつ口にしながら走行を続けた。普段であれば迷わずコンビニを見つければ入り、甘いものを食べて人休憩するのであったが、この度は先を急がねばならず、コンビニを見かけても休まずひたすら自転車を漕ぐ羽目に。
冒頭に記した、ゆっくりとしたライドを楽しむ心持を得始めたとは裏腹の自己矛盾。独り飢餓状態で苦笑いを浮かべつつひたすらペダルを漕いだ・・・・(低血糖で思考力もおちていたんだろうな:苦笑)
その苦労もあって、家にたどり着いたのが午前10:20頃。家の者は何も知らず、笑顔で向かい入れ、シャワーを浴びて普段着に着替えて最寄り駅まで無事に送り届けたのであった。
100㎞までには、11.6km足りずであったが、午後から残りの距離を稼ぐ元気は残っておらずゆっくりと休息させて貰ったのであったw
やはり、100㎞ rideにはそれなりの準備と時間がが必要なのであった。